FXの学習

【知らないと損する!】FXのエントリー回数は少ない方がいい!?

今回は、FX初心者が勘違いしている

FXってたくさんトレードした方が儲かる気がしますが少ない方が稼げるの?

この疑問にお答えします。

結論から言うと、FXはエントリー回数は少ない方が稼げます。

ひろ

エントリー回数は少ない方がというよりは、エントリーする箇所を厳選した方が稼げるということです。

FX初心者は、「やればやるほど稼げる」という一般社会の働き方の常識・価値観でFXのトレードをしているので、

「FXはたんくさんトレードした方が儲かる」
「トレード回数が多い方が、儲かる」

という考えでFXをやってしまうのですが、この考えはFXの世界では通用しません。

この考えをもったままでは、FXで安定して勝ち続けるのは、ほぼ不可能です。

なので、この記事では

本記事で分かること

・なぜ、エントリー回数が少ない方が稼げるのか

・なぜ、エントリー回数が多い方が稼げるという考えが間違っているのか

これらを解説していきたいと思います。

「FXってたくさんトレードした方が、儲かるんじゃないの?」

と思っている方はぜひ最後まで見てくださいね!

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エントリーすべてが利益にはならない

多くのFX初心者は、エントリー回数が多ければ多いほど稼げると思っているので、

「利益をたくさん上げるためにはトレード回数を増やさないといけない」

と考えていますが、この考えは間違っています。

なぜ、間違っているのか説明していきます。

勝てるトレードチャンスは頻繁にやってこない

まず知っておいてほしいのは、

勝てる可能性の高いエントリーポイントは、相場の中にたくさんある訳ではない」

ということです。

トレードスタイルにより違いは出てきますが、勝てる可能性の高いエントリーポイントは

勝てるエントリーポイント回数

・スキャルピング:1日に1~2回

・デイトレード:1週間に1~2回

・スイングトレード:1ヵ月に1~2回

あるかないかくらいの世界になります。

ということは、チャート上に現れるほとんどの値動きは、

「勝てる可能性の高いポイントではなく、負ける可能性が高いポイント」

だといえます。

負けるポイント可能性が高いポイントが多く占めるなかで、エントリー回数を増やすということは

私は負けたいです。大切な資金を他のトレーダーに上げます。

と言っているようなものであり、正気の沙汰ではないということを自覚しないといけません。

チャート上に現れる割合

①勝てる確率が高い局面:5%
②どっちに動くかよくわからない局面:50%
③負ける確率が高い局面:45%

FXをする目的は、

「エントリーすることではなく、利益を上げること」

になるので、わざわざ負ける確率の高いポイントでエントリーして無駄な損失を出すのは本来の目的とは違いますよね。

「たとえエントリー回数が減っても勝てる可能性が高いポイントがくるまで、しっかり待ってそこだけをしっかり獲っていくことで、結果的に利益を上げる」

これがFXトレーダーのやるべきことです。

ひろ

あなたはトレードをするのが目的ですか?
それとも利益を出したいのですか?

もし、利益を出したいのあればやることは1つです。

勝てる可能性が高いポイントがくるまでしっかり待つことです!

このように、

「利益を多く上げるためには、たくさんトレードをする必要がある」

というFX初心者の考えは、

「相場の中に勝てるトレードチャンスなど頻繁にはない」

という相場の世界の事実に反するので、稼ぐにはエントリー回数を増やさなければならないという考えが、なぜ間違っているのかが理解できたかと思います。

エントリー回数が多いということは、負けのリスクも同時にあるということ

これも多くの人が忘れがちですが、エントリー回数が多いということは同時に負けるリスクも背負っているということです。

先ほどお伝えしたように、

「勝てる可能性が高いエントリーポイントは、相場の中にたくさんあるわけではない」

という事実があるので、エントリー回数を増やすことは、勝つ可能性を増やしているように感じますが、実際は負ける可能性を限りなく高くしていると言えます。

ただしすべてのエントリーで、自分のトレードルールで根拠のあるトレード(勝てる可能性が高いエントリーポイント)ができているのであれば問題はありませんが、多くの場合は根拠のあるポイントではないのに、

ひろ

今、上がっているから「買い」でエントリーしよ!

このように、エントリーポイントを厳選せずに、値ごろ感でのトレードしてしまっているが実情だと思います。

昔は自分もやってました(笑)

この根底にあるのは、

「たくさん利益を出すためには、もっとトレードする必要がある」

という考え方があるからに他ならないので、この考えを無くさない限り、エントリー回数を減らしていくことはできず、トータルでプラスの利益を残すことは難しいでしょう。

チャート上にある優位性が判断できるようになってくると

・どういった局面は勝ちやすいのか?
・どういった局面は負けやすいのか?

がわかるようになり、自ずとエントリー回数は減っていきます。

なぜなら、何度も言っていますがチャート上に現れるほとんどの値動きが「どっちに動くかよくわからない」「負ける確率が高い」のどっちかなので、そんなところでトレードしても無駄な損失を出すだけというのが、目に見えてわかるからです。

これは、実際に自分が体験してみないと府に落ちないかなと思います。

FXをする目的は利益を上げること

当然ではありますが、FXをする目的はエントリーすることではなく、利益を上げることですよね。

そして、利益を多く残すためには、利益を出し勝つことも大事ですが、それ以上に獲った利益を吐き出さないこと(負けないこと)が大事です。

多くの人は勝つことばかりを考えていますが、FXというのは勝ち負けを繰り返しながらトータルで利益を出していくゲームなので、優位性が低いポイントでのエントリーを減らすだけで、無駄な損失が減り、結果的にトータルプラスの利益が出やすくなるということです。

そのため、エントリー回数を増やして利益を上げようとするのではなく、エントリーポイントを厳選して負ける確率の高いエントリーを減らし、無駄な損失を徹底的に排除していくことが勝つためにはとても重要になってきます。

「FXをする目的は、エントリーすることではなく利益を出すこと」

このことを深く理解し、優位性が低いポイントでのエントリーを無くして無駄な損失を減らすのが、一番の近道になることを自分の頭に叩き込みましょう!

FXで利益を上げるには、ロット数を増やす

ここまで、

・FXでより多くの利益を上げるためには、エントリー回数を増やし、なるべくたくさんトレードしなければならない

・トレード回数を多くしたら、もっと稼ぐことができる

という考えがいかに間違っているかを説明してきました。

では、FXで多くの利益を上げるためには、どうしたらいいのでしょうか?

それは、ロット数を増やすことです。

ロット数を増やすというのは、安定したトレードにより増えていく証拠金を元にロット数を増やしていくことになります。

絶対に自分自身の損失許容額を大幅に超えるレバレッジをかけて、ハイレバトレードをしろということではないですから、注意してくださいね。

FXの利益は

「pips×ロット」

の計算式で出すことができます。

1回のトレードで1ロット(1万通貨)で取引きする人と100ロット(100万通貨)で取引きする人では、獲得pipsが同じであっても利益の額は全然違うものになってきます。

例えば40pips獲れた場合、1ロットの人は

「4000円」

になりますが、100ロットの人は

「40万円」

になります。

このように、同じ獲得pipsであっても、利益は100倍も違ってきます。

この差はトレード技術の差ではなく、「資金の大きさの差」になります。

そのため、FXで大きな金額を稼ぐためには、

いかに証拠金の額を増やしていくのか

が大事になってきます。

どうやって証拠金の額を増やしていくのかというと、それは毎月安定して利益を積み上げていくことです。

そして、毎月安定して利益を積み上げていくには、優位性の低いポイントでエントリーするのではなく、できるだけ勝率の高いポイントを厳選してトレードを行い、獲った利益を無駄な負けでマイナスにしないようにすることが大事ということが、ここにも繋がっています。

FXで大きな金額を稼ごうと思うと、証拠金額の大小(ロット数)によります。

利益を出せるトレード技術があっても、証拠金が少なければロットも大きくできないので、たいした金額は稼げないです。

逆にロットを大きくすることができれば、1週間で20pipsしか獲れなくても、100ロットなら20万円になります。

これを1ヵ月にすると1週間 20pips × 4週 で80pips 金額にすると80万円にもなります。

会社員の月収以上ですよね。

そのため、ロット数を大きくするには、それなりの証拠金が必要になってきます。

だからこそ、優位性の低いポイントでエントリーするのではなく、できるだけ勝率の高いポイントを厳選してトレードを行っていき、毎月安定して利益を積み上げていき、それを証拠金に充当していくことで、証拠金が大きくなってきます。

これが大きな金額を稼ぐために必要なことになります。

ひろ

勝つことよりも、負けないことを意識してトレードしよう!

まとめ

この記事では、

この記事のまとめ

①エントリー回数が少ない方が稼げる。(エントリー回数を減らす)
②エントリー増やすと負けのリスクも背負っている。
③稼ぐためには、エントリー回数を増やすより、ロット数を上げる。

を説明してきました。

エントリー回数が少ないとなかなか稼げないように思いますが、優位性の低いポイントでのエントリーは負ける確率の方が高いので、これまでに稼げていた利益を吐き出してしまう可能性が高くなります。

稼ぐためには、その負けた分も稼がないといけないので、無駄であり大変です。

FXは勝ったり負けたりをしながらトータルで利益を出していくゲーム

になりますから、今の勝ち数のままでも、優位性の低いポイントでのエントリーを無くして、無駄な損失を減らすだけで利益が残せるようになります。

実際にこの感覚がつかめてくると、この記事で書いていることが分かってくると思います。

今日からは、

利益をたくさん上げるためには、もっとトレードする必要がある

という考えを捨てて、

利益をたくさん上げるためには、優位性の低いポイントでエントリーするのではなく、できるだけ勝率の高いポイントを厳選してトレードする必要がある

という考えを持ってトレードしてくださいね!

この考え方が自分のなかで腑に落ちたとき、エントリー回数を増やすことが余計に損失を出す行為だと分かってくると思いますので

一緒にトレード技術を磨いていき、利益を積み上げていきましょう!

それではまた!

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ひろ

30歳!3児のパパ!
会社員兼業トレーダー
FX歴2年
相場の世界で生き残るコツ
水平線のみのシンプルトレードを確立
トレードスタイル:スキャルピング、デイトレ

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