【FXの資金管理】資金管理が重要な理由をFX初心者でも分かりやすく徹底解説！

この疑問に答えたいと思います。

FXは9割の人が負けて退場していくと言われていますが、退場していく理由で多いのが、

資金管理をしていない

からです。

FX初心者の方は、資金管理の方法も重要性も知らないですから、それは資金を飛ばしてしまいますよね。

私もはじめた頃は、資金管理の方法も重要性も知りませんでしたから、大事な資金を飛ばしています。

この相場の世界では、資金管理なくしては稼ぎ続けることは不可能だと自分の経験から理解していますので、

今からFXをはじめようとしている人・何年やっていても勝てないという人は必ず資金管理について学んでくださいね。

たとえ勝ち負けを繰り返しながらトータルでプラスになるような優位性のある売買ルールを持っていたとしても、この資金管理を怠るといずれ自分の大事な資金を溶かしてしまい退場してしまいます。

今はよくわからないと思いますが、この記事を最後まで読み進めていけば、わかってくると思います。

資金管理をしっかり身に付ければ、勝ち組トレーダーになれる可能性は十分にあります。

最後まで読んで、資金管理について学び、勝ち組トレーダーへの道を共に歩んでいきましょう！

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FXの資金管理とは？

資金管理を簡単に言うと、

1回のトレードで自分の資金に対してどこまでなら、損失を許容できるのか？

ということを自分自身で決めて、その通りにトレードを行い、管理していくことです。

例えば自分の資金が100万円だった場合、

このように、

1回のトレードで自分の資金に対して、いくらまでなら損失を許容するのか

というのを、取引きを行う前に自分で決めておく必要があります。

このトレードで最大でいくら負けていいのかを最初に自分で決めるということです。
（どれくらいのリスクを取るのか）

これを最初に決めるメリットは自分の資金に対して1回のトレードでの最大許容損失額があらかじめ分かるので、トレードを行う前から損失する額を把握できるということです。

勝っているトレーダーは、大負けということがありません。

なぜなら資金管理によって許容できるリスクをあらかじめ決めているからです。

大勝ちがあっても、決して大負けはしないということです。

例えば資金管理2％にしている場合、損失は常に最大で2％ですから

資金が100万円の人は、1回のトレードで負けてもよい金額は2万円まで
10万円の人なら2000円

ということになります。

あとはその許容損失額の範囲内に収まるようなエントリーポイントでエントリーするか、ロット数を調整を行っていけばいいということになります。

ちなみに、この資金管理は一般的に「2％」が適正だと言われています。

ですが、どれだけリスクを取れるかは人により異なりますから、自分で決めればいいと思います。

しかし、FXで長く稼ぎ続けていくためには最大でも資金の5％までにしておいた方が良いでしょう。

なぜなのか？

その理由をこれからお話していきますね。

FXで資金管理しないと退場する２つの要因

①リスクの取り過ぎ

1つ目の要因は「リスクの取り過ぎ」です。

資金が100万円に対して、資金管理50％とします。

こうした場合、2回負けただけで退場してしまいますよね。

資金管理50％というのは、1回のトレードで50万円失うかもしれないというリスクを背負うってことです。

勝てば一気に資産を増やすことができますが、その反対に負けたときも一気に資金を失ってしまいます。

これだと、どんなに優れた売買ルールを持っていたとしてもすぐに退場させられてしまいます。

なぜならどんなに優れた売買ルールを持ち、トータルで利益が出るとしても、1回１回の勝ち負けはランダムであり、ある程度のトレード回数を重ねなければ、その確率に収束してこないからです。

リスクを取り過ぎて、

1トレードあたりの許容損失額を増やしてしまうと、その確率に収束するまえに資金がなくなり、それ以上に勝負ができなくなります。

つまり、せっかく勝ち負けを繰り返しながらもトータルでプラスになるような売買ルールを持っていたとしても、1回や2回負けただけで資金を溶かしてしまい、勝てるゲームも勝てなくなってしまうというこです。

具体的な例で説明していきますね。

「勝率6割」「リスクリワード1：2」

の売買ルールがあるとします。

FX用語を知りたいかたはこちらから。

投資資金が100万円、資金管理2％で100回トレードを行った場合

このようになります。

このルール通りにトレードを行うと、理論上はやればやるほど儲かります。

ですが、ここでのポイントはいくら勝率6割でも、最低でも100回くらいはトレードしないとその6割という確率に収束してこないということです。

10回程度のトレードだとかなり偏りが生まれます。

このように、10回のトレードでキレイに

勝ち6回、負け4回の勝率6割

となればいいですが、実際はこんなにキレイにいきません。

というように、10回程度のトレードだけだと、

勝ち3回、負け7回

になり、勝率6割という確率にまったくもって、収束していきませんよね。

そのため、さらにトレード回数を重ねていく必要がありますが、ここでリスクを取り過ぎていると連敗したときに一気に資金を溶かしてしまい、次の勝負ができなくなります。

資金管理のルールによっては、上記の例の5連敗で全資金を失うかもしれません。

こうなってしまうと、せっかく長期的に続けていれば勝てるゲームに参加しているのに、資金を失ってしまい、退場しなくてはならないという残念な結果になってしまいます。

こいういったことを無くすために、最低でも100回くらいの取引きに耐えられる許容損失額を設定しておく必要がありますよね。

これが、どんな優れた売買ルールを持っていたとしても、資金管理を怠るといずれ資金を溶かして退場してしまうカラクリです。

FXトレードとは、損失を最小限に抑えながら、長期的に利益を積み重ねていきトータルで勝っていくゲームです。

FXは満塁ホームランや一発逆転を狙ってトレードするものではありません。

この考えではリスクを取り過ぎるは愚か者がすることであり、この考えをもっていたら、いずれ必ず退場することになるでしょう。

②損切りができず損失が拡大

2つ目の要因は、1トレードあたりの許容損失額を把握しているのに、損切りができずに損失がどんどん増えていき退場していくパターンです。

損切りはトレードするにあたり、必要になってくることです。

損切りできないうちはFXトレードをしないほうがいいというくらいに、損切りは勝つためにはとても重要です。

損切りできない人は、遅かれ早かれ大事な資金を溶かし退場します。

という状態になりますので、必ず損切りはエントリーしたら設定するようにしましょう！

資金管理において重要なのは、

①1回のトレードで大きなリスクを取らないこと
②損切りを必ず行うこと

この2つになりますので、資金管理ルールを作ったとしても、損切りができないのなら何の意味もありません。

なぜ損切りが絶対に必要なのかを説明しますね。

FXトレードはトータルで勝っていくゲーム

そもそもFXというのは、トータルで勝てばいいということです。

何回もトレードして、負けも勝ちもあるなかで最終的にトータルでプラスになり、利益を出していくという考え方なので1回１回の勝敗や勝率はあまり意味ありません。

何勝何敗と考えることに意味がありません。

大事なのは勝率ではなく、トータルでどれだけ損得になっているかが重要なので、

勝率ではなく、トータルの利益

こう考えられるかどうかが、勝つためには必要になってきます。

1回1回の勝ち負けではなく、優位性のあるトレードを続けてトータルで利益になるかどうか？

この考え方にシフトチェンジしてくださいね。

トータルで利益を出していくというのはどういうことか具体例で説明すると

「勝率6割・リスクリワード1：2」

このように、負けのときにしっかり損切りして損失を最小限に抑えているからこそ、回数を重ねたときにトータルで勝てるということです。

それが、損切りを最小限に抑えないと

このようにやっていると、損失の額が膨らみトータルで勝てるものも勝てなくなります。

このようなことをしていると資金を溶かして、退場までいかなかったとしても、負けの額が膨らんでメンタルが崩壊し、感情的で根拠のないトレードをしてしまい、損失をさらに広げてしまうかもしれません。

そのため、トータルで利益を出すために損切りを必ず行い、損失を最小限に抑えていくということを心掛けてくださいね。

トレードで大事なのは、大損して退場しないことです。

必ず損切りは、エントリーしたら設定しておきましょう。

FXでの資金管理の方法は２つ

①1回のトレードでどれだけの損失を許容できるかを決めておく

これは、非常に簡単にできます。

今回の記事を参考にしていただき、1トレードで最大どれだけの損失までなら許容できるのかを決めるだけです。

自分の資金に対して、1％・2％・3％・4％・5％なのかを自分で決めてください。

ちなみに私は、1～2％の資金管理でトレードしています。

最初から1トレードでの損失額が決まっているので、損切りしないという選択肢はありません。

自分と思う方向に動かなかった場合はそれを受け止めます。何回かトレードすればプラスになることは分かっていますので。

勝ち負けを繰り返しながらも回数を重ねればトータルでプラスになるような優位性のある売買ルールでの取引きをひたすら繰り返していくだけです。

②勝てばロット数を増やし、負ければロット数を減らす

これも資金管理の鉄則になります。

例えば、資金が100万円で資金管理2％、リスクリワード1：2のトレードをしていくとします。

勝てば4万円の利益、負ければ2万円の損失になります。

つまり、勝てば資金は104万円に増え、負ければ98万円に減ります。

勝った場合、104万円に対して資金管理2％ルールを適用します。

その場合、

許容損失額は20800円
想定リターン額は41600円

となります。

損切りラインまでのpipsが前回のトレードと同じだと仮定すれば、ロット数は必然的に少し増えると思います。

反対に負ければ資金は98万円になってしまうので、98万円に対して資金管理2％ルールを適用します。

その場合、

許容損失額は19600円
想定リターン額は39200円

となります。

これまた損切りラインまでのpipsが前回のトレードと同じだと仮定すれば、ロット数は少し減るはずです。

あとはこれを繰り返し、資金に対して常に最大損失額が2％になるようにロット数を調整していきます。

余談にはなりますが、サラリーマンやトレード以外の収入がある方は、毎月数万円ずつでも良いので、FXの資金に追加していってください。

そしたらその増えた分、ロット数を増やしていけますので、複利の効果でどんどん資金が増えていくのが分かると思います。

反対に、絶対にやってはいけないのが、負けた後にその負けを取り戻そうと感情的になり、前回よりもロット数を増やすことです。

FXで負ける人の要因が

・負けた後に、取り返そうとロット数を上げたり、適当なトレードをする

・損失をすぐに取り戻そうと、感情的になる

・すぐにロット数を上げてトレードをする

・すぐにお金持ちになろうとする

これらは絶対にやってはいけません。資金を溶かすだけです。

負けて資金が減ったのなら、当然ロット数は減らすべきです。

なぜなら次のトレードで勝てる保証はどこにもありませんからね。

また、そいうときに限って負けてしまいます。

多くの負けトレーダーがやるのは、その負けを取り返すためにさらにロット数を増やしてトレードすることです。

こいうことをしていると、遅かれ早かれ資金を溶かして退場という形になってしまいます。

ですので、

勝てばロット数を増やし、負ければロット数を減らすというルールを必ず守るようにしてくださいね。

これをしっかり守るだけで、トレードの成績は劇的に変わるはずです。

FX資金管理のまとめ

FXの資金管理がいかに重要かお分かりいただけたかと思います。

資金管理というとよく分からないと思いますが、簡単にまとめると

この5つのことをやるだけです。

何度も言ってますが、どれだけ優位性の高い売買ルールを持っていたとしても、資金管理を怠ると資金を溶かして退場させられます。

今負けているのは、資金管理ができていないのかもしれません。

ぜひ、今回の記事を参考に資金管理を行っていただき、改善できるところがあれば改善していってくださいね。

1回のトレードあたり最大でどれだけの損失までなら許容できるのかを決めて

損失を許容できるロット数、許容できる損失の額のところだけでトレードしてみてください。

驚くほどに負けないようになり、月単位で利益が残るようになるかもしれません。

そうなると、この厳しい相場の世界で生き残っていくことができるようになると思います。

手っ取り早く大金を手にしたいという欲望を一旦捨てて、

相場の世界に長く生き残る

ということにシフトチェンジしてくださいね。

5年・10年後を見たときにとてつもない資産額になっていることだと思います。

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