FXの勉強していると、フラクタル構造って言葉が出てきますがよくわからないですよね。
フラクタル構造ってなに?
FXで勝つためには絶対知っておいてほしい知識です!
本記事を読むべき人
フラクタル構造の意味を知りたい!
フラクタル構造を理解し、FXで勝ちたい!
この記事では、フラクタル構造を理解し、FXで勝つために必要な知識を学ぶことができます。
本記事でわかること
フラクタル構造が理解できれば、エントリーの精度が上がります。
なぜなら、フラクタル構造を理解すれば、相場が動くトレンドがわかるようになり、勝率をUPすることができます。
なので、フラクタル構造をちゃんと理解する必要があります。
また、FXで安定して勝ち続けるために絶対に必要なスキルである「マルチタイムフレーム分析」をより明確に理解できるようになります。
このように、FXでのフラクタル構造を理解することがFXで勝つためにとても重要ですが、負けているトレーダーはこのフラクタル構造を理解できていないので、ここでフラクタル構造を理解し勝ちトレーダーになれるように初心者の人にでもわかりやすく解説していきます。
【この記事を書いた人】
目次
フラクタル構造とは?
フラクタル構造とは、どんな小さな部分でも全体と相似な形をしている構造のことを言います。
なんか難しく聞こえますが、これはぼくたちが生きている自然界でも同じことが言えます。
具体的には、下記のようなものがあげられます。
フラクタル構造になっているもの
- 雪の結晶
- 山
- 海岸線
- 肺や血管
などがあります。
わかりやすいので言うと、山を思い浮かべて見てください。
山は遠くから見ると、1つのもの(山)に見えますが近くで見ると、木が1本1本立っていて、その集合体が山となって見えるわけです。
このように、全体(山)の一部の部分(木)を拡大して見てみても、全体と同じ形をした構造が現れるということです。
こういった構造を「フラクタル構造」と言い、意外と身近なものでもフラクタル構造になっているものがあることに気付きます。
FXのチャートもフラクタル構造である
FXのチャートもフラクタル構造になっています。
FXのチャートには、月足や週足、日足、4時間足、1時間足、15分足、5分足などの各時間足のチャートがあります。
これは、ローソク足が月足なら1ヵ月で1本、週足なら1週間で1本、4時間足なら4時間に1本、15分足なら15分に1本できるということです。
例えば、日足が1本のローソク足で形成されているとき、1時間足で拡大すると上下を繰り返しながら形成されています。
実際のチャート画面だとこのような感じです。
このように日足だと上方向に一直線でローソク足が形成されてますが、1時間足で拡大して確認すると、上下を繰り返しながら形成されています。
なのでチャートは小さい波がいくつも形成して、大きい波を形成しているので、フラクタル構造になっていることがわかります。
フラクタル構造がわからないと勝てない理由と活用方法
FXにおけるフラクタル構造を理解できたところで、なぜフラクタル構造がわからないと勝てないのかを解説します。
勝てない理由は、以下の2つになります。
勝てない理由
- 利益が伸びる優位性があるかわからない
- 大きなトレンドがわからない
フラクタル構造を理解していないと、どの時間軸(日足・4時間足・1時間足・15分足など)でエントリーして、ここから利益が伸びる優位性があるのかわかりません。
5分足が上昇トレンドで伸びていても、4時間足で伸びきった状態だと、たとえ5分足でまだ伸びそうであっても、ここから利益が伸びる優位性はかなり低いです。これは、フラクタル構造を理解していないとわからないのです。
また、今の相場は上に行きやすいのか・下に行きやすいのかトレンドがわからないので、フラクタル構造でチャートをしっかり確認しないといけません。
この勝てない理由の2つについてと活用方法を詳しく解説します。
①利益が伸びる優位性があるかわからない
フラクタル構造を理解していないと勝てない理由として、利益が伸びる優位性がないにも関わらず、エントリーしてしまっているからです。
5分足だけを見てまだ上昇すると思い、エントリーしても利益がここから伸びるかどうかは5分足だけではわかりません。
なぜなら、チャートは大きな時間軸(月足・日足・4時間足・1時間足)をもとに上昇するのか、下降するのかが決まっており、小さな時間軸(15分足・5分足・1分足)は、大きな時間軸に沿って動いているからです。
なので、4時間足で上昇して伸びきった状態だと、5分足が上昇してまだ伸びそうでも、ここから伸びる優位性はかなり低いと言えます。
具体的なチャートで説明します。
下記は、4時間足と5分足のチャートになります。
4時間足の赤丸を見るとすでに伸びきっている状態でありますが、5分足だと上昇する勢いが強く感じられます。
ここで5分足だけを見ると、上昇する勢いが強いのでエントリーしてしまう人が、かなりいると思います。
「こんなところでなんか、エントリーしないよ!」って言う人がいると思います。
しかし、出来上がったチャートを見るとそう思うかもしれませんが、実際は先の見えないチャートからエントリーしないといけないので、これをしてしまって負けている人はかなりいると思います。
5分足だけを見ると上昇の勢いが強いですが、4時間足を見るとすでに伸びきった状態ですので、5分足でエントリーしたところから利益が伸びる優位性はかなり低く、少し上昇したところで下降していき負けてしまうのです。
なので、4時間足で伸びきっている状態であるのにも関わらず、5分足だけを見てエントリーして負けてしまい、なかなか勝てないのです。
チャートはフラクタル構造であることを理解し、エントリーするときは大きな時間軸(月足・日足・4時間足・1時間足)も確認して、まだ伸びる優位性があるのかどうか確認しないといけないのです。
これがフラクタル構造を理解していないと勝てない理由の1つになります。
②大きなトレンドがわからない
フラクタル構造を理解していないと勝てない理由の2つ目は、大きなトレンドがわからないになります。
今の相場は、どちらに動きやすいのか(大きなトレンド)がフラクタル構造を理解していないとわかりません。
チャートは大きな時間軸(月足・日足・4時間足・1時間足)をもとに動いているため、大きなトレンドを大きな時間軸(月足・日足・4時間足・1時間足)で確認しないといけません。
なので、小さな時間軸(15分足・5分足・1分足)だけを見ていると、大きなトレンドがわからず負けてしまいます。
トレンドは、上昇トレンドか下降トレンドのどちらかを判断する根拠はダウ理論をもとに決めます。
≫ダウ理論とは?6つの法則からエントリータイミングまで詳しく解説(図あり)
チャートは大きな時間軸(月足・日足・4時間足・1時間足)をもとに、小さな時間軸(15分足・5分足・1分足)が動いているので、5分足が下降トレンドであっても1時間足は上昇トレンドだった場合、利益はあまり伸びず負けてしまいます。
トレンドの確認は、大きな時間軸(月足・日足・4時間足・1時間足)で確認して、上昇トレンドなのか下降トレンドなのかを判断して、大きな時間軸(月足・日足・4時間足・1時間足)と同じ方向に沿って、「買い」「売り」を決めないといけません。
大きなトレンドと逆の方向にエントリーすると、負ける確率は高くなります。これを逆張りと言ったりしますが、勝つ確率を上げるためには、大きなトレンドに沿って順張りでエントリーしなければいけません。
逆張りで利益を上げるトレーダーもいますが、初心者の人は順張りでエントリーすることをおすすめします。
なぜなら、逆張りだとどこで利益確定するのか、損切りはどこにするのか難しく、順張りの方が利益も伸びやすいため、初心者の人は大きなトレンドに沿ってエントリーするようにしましょう。
なので、フラクタル構造を理解していないと大きなトレンドがわからず、負ける確率が高くなるため、フラクタル構造を理解し、大きなトレンドを把握してエントリーする必要があるのです。
これがフラクタル構造を理解していないと、勝てない理由の2つ目になります。
FXのフラクタル構造 まとめ
ここまでFXのフラクタル構造について解説してきました。
FXチャートのフラクタル構造は、大きな波の中に波がありその波の中に小さな波があるという感じで、慣れないうちは難しく感じるかもしれません。
ですが、このフラクタル構造を理解できない限りFXで勝つことはできませんので、ぜひこの記事を何度も読み返して理解するようにしてください。
フラクタル構造が理解できた時、チャートを見る力が付き、FXの勝率も上がり、今までとは違った景色が見えてくると思います。
FXは正しい知識を持って取り組めば、勝てるようになる日が来ます!
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